2泊3日
高山・白川郷・金沢
いいとこどりの欲張り女子旅
家族旅行やカップル・夫婦旅行など、旅行の形は色々ありますが、「気の置けない友人との旅行が一番!」という方も多いのではないでしょうか? 「宿にもこだわりたいし、旅行先でしかできない体験や行ったことのない場所にも行ってみたい」感性が似ている友人同士だからこそ楽しめる、少し欲張りな2泊3日コースをご紹介します。
1日目
9:00
大阪を車で出発
12:00
清流沿いの城下町「郡上八幡」で表情豊かな小路を散策
「古い町並も歩きたいし、世界遺産も見たいし、話題の美術館にも行きたい!」私たちの旅はいつでも欲張りだ。こんな旅ができるのも、価値観を共有できる友人がいるから。
今回の欲張り旅は、清流沿いに栄えた城下町「郡上八幡」からスタート。フォトジェニックな町並みを撮影して楽しむ。
14:00
「さんぷる工房」で食品サンプル作りにチャレンジ
ランチの後は、「さんぷる工房」へ。
郡上八幡は、国内の食品サンプル製造の約60%のシェアを占めるそう。
「さんぷる工房」では、予約をすれば食品サンプル作り体験が楽しめる。早速レタス作りにチャレンジ!お湯の中に緑色の蝋をくぐらせると、葉っぱのような雰囲気になるから不思議。
Pickup Spot食品サンプル創作館 さんぷる工房
TEL/0575-67-1870
住所/岐阜県郡上市八幡町橋本町956
営業時間/9:00~17:00
定休日/木曜日(夏休み期間中は無休)
料金/入館無料、天ぷら&レタス作り体験1,290円他
※体験は要予約
16:00
本日の宿「飛騨亭花扇」に到着
郡上八幡から車で約1時間、本日の宿「飛騨亭花扇」に到着。
木製のアプローチを抜けると、非日常ながらどこか懐かしい空間が広がる。天然木の梁や囲炉裏からは日本の伝統や文化の息づかいを感じ、全面に敷かれた畳からはほのかな温もりを感じる。
上質なくつろぎ時間に期待が高まる。
16:30
まずは浴衣に着替えて一階にある大浴場で温泉を満喫。
露天風呂で日本庭園を眺めながら、歩き疲れた体を癒す。
とろみのある美容液のような泉質に、お肌しっとり。
18:00
飛騨牛をはじめ飛騨高山の滋味を京風会席で味わう
夕食は個室で味わう。
話に夢中になると、つい盛り上がってしまう私たちにはぴったりだ。起承転結を意識したかのように、流れるような順番で運ばれてくる料理の数々。飛騨牛をはじめ厳選された食材、洗練された味付け、華やかな器や盛り付け、美味しい地酒など、余すところなく堪能した。
21:00
ラウンジでお酒を飲みながら、尽きない会話を楽しむ
夕食時から話は尽きず、第2ラウンドと称して「ナイトラウンジ花扇」へ。
各種お酒やカラオケが揃う大人の社交場だ。存在感を放つ一枚板のカウンターに並んで座り、改めて乾杯。オープンで気取らない空間が、かえって心地よい。
他のお客さんとの会話も楽しみ、和やかな時間を過ごした。
23:00
木と畳の温もり溢れる和室で、ふとんを並べて眠る
今日の部屋は、木と畳の温もり溢れる和室。
2人で過ごすには十分な広さだ。
ラウンジから戻り、寝る支度を整えてふとんに潜り込む。今日の思い出や明日の計画などを語り合っていると、だんだんと瞼が重くなってくる。今日一日に充実感を感じながら、いつの間にか自然と眠りについた。
2日目
7:30
大浴場で、美容液のような「美人の湯」に浸かる
朝、太陽の光で目が覚める。眠気の残る身体で大浴場へ。別邸いいやまとは趣の異なる、開放的な空間だ。
朝日を反射して眩しい露天風呂に、ゆっくりと全身を沈める。肌にまとわりつくようなトロリとしたお湯ざわりは、クセになりそうな気持ちよさ。入浴後はお肌しっとりの美人の湯だ。
8:30
高山に根付く習慣や文化を感じる和朝食を味わう
朝食は、炊き立ての地元のお米とごはんに合うおかずが並ぶ和朝食。ふっくらと炊きあがり、粒の立ったごはんが食欲をそそる。
自家製味噌を卓上コンロで炙る郷土料理「朴葉味噌」をはじめ、野菜や山菜の漬物など、厳しい冬に備えるため古くから根付いた習慣や文化に触れられる食事だ。
10:00
新鮮野菜から民芸品までが揃う「宮川朝市」を歩く
チェックアウトの後は、「宮川朝市」へ。
朝からお昼頃まで、宮川に沿って毎日40~50軒の出店が並ぶ。
私たちが到着したときも、地元客や観光客など多くのお客さんで賑わっていた。
新鮮野菜や漬物、民芸品などお店で売られている高山名物を眺め、店のお母さんとの会話を楽しんだ。
Pickup Spot宮川朝市
TEL/080-8262-2185(飛騨高山宮川朝市協同組合)
住所/岐阜県高山市鍜治橋から弥生橋の宮川沿い
営業時間/7:00~12:00(11~3月8:00~)
定休日/無休
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11:00
飛騨の小京都とも呼ばれる「古い町並み」を散策
「宮川朝市」を抜け、「古い町並」へ。
江戸時代末期から明治時代にかけて建てられた建物が残る風情ある町並。出格子が連なり、用水路が流れ、老舗ののれんがかかる、そんな町並を歩いていると、その当時にタイムスリップしたような錯覚に駆られる。散策を楽しみながら、お土産も購入。
Pickup Spot古い町並
TEL 0577-32-3333(飛騨高山観光コンベンション協会)
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14:00
世界遺産「白川郷」で築数百年の合掌造り集落を散策
高山から車で約1時間、「白川郷」に到着。
豪雪地帯ならではの三角屋根の合掌造りが立ち並ぶ集落は、世界遺産に登録されている。
現在も人が住み、生活している集落を歩けば、里山での生活の様子をリアルに感じることができる。
まるで昔話の世界に迷い込んだような気分を味わった。
Pickup Spot白川郷
05769-6-1013(白川郷観光協会)
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17:00
金沢市内に泊まり、日本海で獲れた海の幸を味わう
2日目の宿泊は金沢で。白川郷から約1時間30分、金沢市内のホテルに到着。
ホテルに荷物を置いて、金沢駅に向かう。
「世界で最も美しい駅14選」にも選ばれた駅のシンボル「鼓門」は、夜になるとライトアップされ幻想的な雰囲気に。
夕食は、日本海で獲れた海の幸を満喫し、早めに就寝。
3日目
10:00
話題の「金沢21世紀美術館」で現代アート鑑賞
現代アートの美術館として話題の「21世紀美術館」。
ここも、今回の旅でぜひ立ち寄りたかった場所だ。
五感で楽しめる、建物と一体化した作品が多く、友人とそれぞれの解釈を語り合いながら作品を楽しんだ。
プールを介して地上と地下で人と人が出会う「スイミング・プール」で記念撮影。
Pickup Spot金沢21世紀美術館
TEL/076-220-2800
住所/石川県金沢市広坂1-2-1
開館時間/交流ゾーン:9:00~22:00
展覧会ゾーン:10:00~18:00(金・土曜日~20:00)
定休日/展示会ゾーンは月曜日
(休日の場合は直後の平日)、年末年始
料金/交流ゾーンは無料、展示会ゾーンは有料
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12:00
日本三名園のひとつ「兼六園」で美しい景観を眺める
日本三名園のひとつ「兼六園」を散策。
加賀百万石とも言われた前田家の藩主たちが、長い年月をかけて築庭した庭園は、春は桜、夏は緑の木々、秋は紅葉、冬は雪吊りと、四季それぞれに趣の異なる景観を眺めることができる。今しか見ることのできない目の前の美しい景色を、写真に納めた。
Pickup Spot兼六園
TEL/076-234-3800
住所/石川県金沢市兼六町1-4
営業時間/3月1日~10月15日 7:00~18:00、
10月16日~2月末 8:00~17:00
定休日/無休
料金/大人(18歳以上)310円、
小人(6~18歳未満)100円
13:30
ランチとお土産探しに、「ひがし茶屋街」を散策
旅の最後は「ひがし茶屋街」へ。
石畳の道の両側に出格子のお茶屋が並ぶ、江戸時代の風情がそのまま残る地区だ。ランチを済ませた後は、街を散策。古い町家を改装したカフェや金箔専門店、和雑貨屋、麩製品専門店など、魅力的なお店が立ち並ぶ。気になるお店に立ち寄り、お土産を購入。
20:00