和式で彩られた旅館、洋式一色で装飾されているホテル、この2つの違いは、外観だけでありません。
実は宿泊施設を建設するには『旅館業法』というものがあり、構造設備の基準がきちんと定められています。
(昭和23年施行)。
◆旅館の基準
和の代表「旅館」を建設するには以下を含めた色々な基準があります。
・客室数はおもに和室で5部屋以上
・客室の広さは7平方メートル以上。
2名以上で基本は食事付き(最近は1人で宿泊や素泊まりOKな旅館も増えている)
・寝具は布団、またはベッドを置く
・適当数のトイレと入浴設備も備えるetc…
またネットやパンフレットに、客室をタタミ何畳分と定員数で表示することが多いです。
◆ホテルの基準
・客室数はおもに洋室で10部屋以上
・客室の広さは9平方メートル以上
・洋式浴室又はシヤワー室を有する
・出入口、窓は鍵をかけられること
・客室は壁で仕切られているetc…
客室は(ダブル 32平米 定員数)で表示することが多い。
またホテルにはシティホテル、ビジネスホテル、リゾートホテル、
100部屋を超える大型のホテルなど種類も様々あります。